やさしいのにしっかり洗える秘訣
肌が自ら作り出している天然の保湿成分は、年齢を重ねるにつれて減少します。 「健康な肌に戻す」「健康な肌を維持する」には、うるおいを与えながら、肌を守る油分をとりすぎないように洗顔することが重要です。
美肌作りは洗顔から
洗浄力の強い化学合成物配合の石鹸は、肌に必要な油分まで落とし、乾燥肌や肌トラブルの原因となります。 ナチュラル洗顔石鹸は、超敏感肌の方も安心してお使いいただけるよう、マイルドな成分を詰め込みました。 きめ細かい泡が、くすみの原因となる古い角質や、毛穴の汚れを包みこむように洗い落とします。
石けん職人が丹念に焚き上げる『釜焚き鹸化塩析法』とは?
釜に入れた天然油脂に苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を加えて撹拌⇒鹸化釜で約8時間加熱し、鹸化反応を起こす⇒鹸化反応によってできた石鹸素地を塩析⇒不純物を釜の下層部に沈める⇒純度の高い石鹸の完成
鹸化反応によってできる石鹸には、グリセリン(天然の保湿成分)という副産物ができます。このグリセリンが保湿剤の働きをして、さらに肌にやさしい石鹸になります。ウイルの洗顔石けんには機械製造のように、加熱温度や時間の正確なレシピは存在しません。製造時の気温や湿度を確認し、職人が舌で確かめながら調整を行い、しっかり石鹸になった時点で釜焚きを終えます。これらの工程を終えてできあがった石鹸は溶けが遅く、最後まで泡立ちもしっかり、無駄なく使い切れてコスパも魅力的です。
石鹸職人の技術を要する『枠練り製法』とは?
焚き上げた石鹸を釜で1日寝かせる⇒余熱の残る石鹸を手作業で金型に流し込む⇒練って混ぜて空気を抜く⇒金型から抜き出す。 釜から出した石鹸は冷えて固まってきます。冷えてくると空気が入りやすくなってくるため、枠練りできる時間は限られてきます。短い時間の中でうまく混ぜて空気を抜くのは難しく、熟練した職人の技術が必要となります。
じっくり時間をかけて乾燥させるのはなぜ?
乾燥工程を急ぐと、表面と内部の水分量に違いが生じ、使っていくうちに石鹸割れの原因となります。一気に水分を飛ばさず、徐々に飛ばしていく工程が、石鹸の善し悪しを決める重要なポイントになります。
●馬油 人の皮脂とよく似た構造をしており、肌にサラッとなじんで水分を閉じ込め、肌に必要な皮脂を残してうるおいを保つ効果があります。
●オレイン酸 もともと人間の皮脂に多く含まれているため、肌なじみがよく、刺激が少ないのがポイントです。肌に余計な負担をかけることなく、肌が敏感な時期も刺激を感じずに使うことができます。また、オレイン酸は保湿力の高さも特徴として挙げられます。 肌の水分を逃さずキープするので乾燥しにくく、しっとりとみずみずしい肌を保てます。さらに皮脂のバランスを保ち、皮脂の過剰分泌を抑えて、肌をべたつきにくくすることも期待できます。
●マカデミア種子油 マカデミア種子油は酸化に非常に強く紫外線から皮膚を保護してくれます。
又、乾燥肌にも素早く浸透し、高い保湿効果を発揮してくれます。
●ティーツリー油 非常に優れた殺菌、抗真菌作用があるため、ニキビや水虫のケアに役立ちます。アメリカのある研究では、ティーツリー精油には過酸化ベンゾイル(ニキビ治療に用いられる薬)と同等の効果があることが報告されています。
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